第17回『文化人・芸能人の多才な美術展』に関する概要(2015年6月18日更新)

特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会(理事長・松岡久美子)と「文化人・芸能人の多才な美術展」実行委員会(企画:ラリス株式会社)は、7月8日(水)から7月13日(月)までの6日間、東京美術倶楽部(所在/東京都港区新橋6-19-15)を第1会場とし、俳優、ファッションモデル、ミュージシャン、スポーツ選手、ダンサー、弁護士、写真家、画家、国会議員、漫画家などの美術作品を紹介する第17回『文化人・芸能人の多才な美術展』を開催します。

全国を巡回するこの『文化人・芸能人の多才な美術展』は、幅広い層の方々に多才な作品を鑑賞していただくことで、鑑賞者も創作意欲を掻き立て芸術活動に挑戦するなど、一人ひとりの誰もが文化の担い手であることを認識していただく場となることを一つの目標としております。
平成11年から福祉活動支援チャリティーとして開催してきた本美術展は、平成18年から文化財保護活動支援のためのチャリティーとして実施。平成23年に東日本地域が未曽有の災害に見舞われた後、風化させることなく「東日本大震災救済応援特別チャリティー企画」として開催しています。
今年17年目を迎える本美術展は、未だこの震災に伴う多くの苦しみと闘う人々と地域の復興支援を願うと共に、震災で傷つき、壊れた貴重な文化財の修復を行う文化庁の「文化財レスキュープロジェクト」を支援する「東日本大震災復興支援文化財救済活動チャリティー企画」をテーマとして掲げながら、「自由とは、平和とは」にスポットを当て、そのテーマや主旨にふさわしい個性的な作家が出展しています。
特に今回は、本美術展の主旨に基づき、雑誌のプロの専属モデルとして活躍中のアイリーン、スペシャルドラマ「ちびまるこちゃん」でまる子役を演じた信太真妃、国民的人気子役の鈴木福と実の兄弟となる鈴木夢、ドラマ、舞台、CM、活躍中の谷花音、二宮慶多、濱田ここね、藤田彩華など、子役のスター計8名が出品しており、未来を担う子供たちの自由な表現を見つめ直すとともに、大人も童心に返って「自由とは何か」「平和とはどのようにあるべきか」を考える機会となることを目指していきます。
また、これら子役のスター計8名に加え、今回が初出展となる作家は、日本のロック歌手として人気の宇崎竜童がオブジェのギター「段ボールのテレキャス」のほか、人気モデルの藤田富が自身を書で書き表した「俺」、マドンナやクリス・ブラウンなどの世界トップアーティストの専属ダンサーを務めた実績のあるケント・モリの水墨画「1」(いち)や、数々の書道展などで目覚しい活躍を見せている書家の宇都鬼(おさる)が手掛けた大作の書「虹」、映画監督のフランシス・フォード・コッポラに直接クオリティの評価を受ける等貴重な経験をもつ現代アーティストHIROがモーション ペインティングという動く墨絵「You have already known who you are」を出品するなど、様々な分野で活躍する著名人たちの作品を一挙に公開します。
このほか、モデル・アーティストの土屋アンナによる鉛筆画「地上の天使」をはじめ、モデル・小説家として活躍中の押切もえの油彩キャンバス「静物 白と青の器」や、モデル・フォトグラファーの舞川あいくが撮影した写真「瞬間の色〜極〜・渡辺謙」、歌手の藤あや子が手掛けたパステル画「一睡の夢」、プロスノーボーダーの角野友基によるスノーボードに金色のペンでサインを書いた「LIFE」などが出品され、美術の分野でも類まれな才能を発揮しています。
更には、政界からも、内閣総理大臣の安倍晋三氏、安倍洋子(内閣総理大臣ご母堂様)、安倍昭恵(内閣総理大臣令夫人)、元内閣総理大臣福田康夫氏、麻生太郎氏などの歴代の総理、自由民主党幹事長谷垣禎一氏、自由民主党 副総裁の高村正彦氏、外務大臣の岸田文雄氏、文部科学大臣の下村博文氏などの21名の方々が参加し、書や絵画などの作品を出品。
特別ゲスト出展として、安倍洋子(内閣総理大臣御尊母様)、安倍昭恵(内閣総理大臣令夫人)もご出展。
今回の美術展は、総勢にしてエンターテインメントアートとして国内最大規模の100名もの作家が参加するとともに、合計にして172点もの作品を紹介します。

アートは、どのような環境であっても、誰もが平等に与えられる表現の世界であり、その作品が持つ創造力は、私たちの生活を豊かにしてくれるエネルギー源となります。本美術展を通して、出品作家の創造力などから生み出された作品の数々、それら作品に込められた強い想いやメッセージを伝え、ご来場いただく皆様にエンターテインメントの原点に戻り感動を与えられることを願っています。
なお、本美術展の会場は、東京美術倶楽部を皮切りに、現時点では大阪の阪急百貨店 うめだ本店 祝祭広場9階で開催することが決定しており、順次、全国の美術館、博物館、国公立文化施設、商業施設、百貨店などを巡回していく考えです。